こんにちは、トラビリブログです。
先日、近くの整形外科クリニックで腰痛と両膝のО脚による疼痛や水腫が原因で、
両膝の人工関節手術を勧められた方がいらっしゃいました。
ご本人は、その整形外科でのリハビリテーションなど手術以外の保存的治療で
症状を改善したかったようですが、検査後すぐに手術の説明をされてご本人が拒否すると、
医者が「じゃあ治らないから意味ないけどリハビリでもしますか?」と耳を疑うようなことを言われた…と、
結局外来リハビリテーションを数回受けても症状は全然変化なく…
医者に対する不信感とご自身の膝の疼痛は一生治らないものだと悲観していたところだったとのことでした。
(リハビリテーションに携わっていた一人の人間としてその医者の「じゃあリハビリでも…」という言葉に対して
強い憤りを感じました…リハビリテーションは病院の経営維持や時間稼ぎのための道具ではありません!
だから最新のリハビリ医療機器だけ取り揃えても実際のリハビリテーションの質は低下し効果がないのかと…)
一部の外傷性や、疼痛により全く歩けない状態や膝の曲げ伸ばしが非重力下においても困難な状態や
早期のスポーツ復帰などに向けて…などどうしても手術が必要な場合はありますが、
この方は正直全く手術の必要性を感じませんでした。
疼痛出現から数年間は我慢して仕事をしていたようなので
症状は徐々に悪化していたのは、ご自身でも気が付いていたようですが、
現在までの経過や生活背景などを詳しく問診・カウンセリングをさせていただきました。
初回のアプローチ終了後、
膝周囲に強く感じていた圧迫感と膝の屈伸時の何とも言えない強い疼痛などの症状はかなりの軽減がみられ、
腰や股・膝関節が痛く無く伸ばせて、立ったり歩いたりしたが久しぶりに楽に感じることが出来、
自分の膝の疼痛は手術をしなくても良いかもしれないと初めて思ってくれたようでした。
その後、疼痛の軽減がみられてきたのでストレッチや膝周囲の筋力訓練を低負荷から実施していき、
日常生活場面においてほぼ疼痛や圧迫感は消失していきました。
進行した骨変形や損傷してしまった靱帯・半月板などは徒手では元に戻すことは出来ませんが、
股・膝関節周囲の筋肉をつけたり、体幹・下肢の安定性を高めたりなどして、
周囲の組織のストレスや疼痛を軽減することは可能です。
姿勢や歩き方などを徐々に変えることは可能です。
この方の様に、病院で手術を勧められたが悩んでいる方や極力手術をしたくない方は、
手術に踏み切る前に一度トラビリへご相談ください。
北海道内もコロナウイルス感染者数が増えておりますが、予約優先ですので
不特定多数の方との接触はほぼありませんので、是非一度いらしてください!