こんにちは、トラビリブログです。
以前のコミュニケーションと接遇のブログでも触れましたが、
以前働いていた病院での経験を元にトラビリでも常に心がけている事、意識している事があります。
病院などの医療従事者に対して求めているものが変化してきているのを
感じていたので、ここ数年間は更に想いは強くなっていたと思います。
その内容は、育成校が増え誰でもなれる職種になりつつある医療人の質や専門性が低下してきても、
医療人に対して求められるものは大きく変化はしていないと思いますが、
治療成績評価の物差しが変化してきたと感じていました。
どういう事かというと、
医療人中心の「どんな疾患に対してどんな治療をするか」ではなく、
患者さん中心の「誰を治療するか」が、大切であるということです。
よく、変形性膝関節症の方は大腿四頭筋(太ももの全面の筋肉)が弱くなっているから、
スクワットなどの筋力訓練をすると疼痛は軽減します、と安易な事を言う医療人が沢山います。
膝の疼痛の出現には一人一人生活の背景や姿勢など…原因は様々です。
このように疾患名に対しての対処だけを考えているセラピストは絶対に成長しないし、
第一に患者さんの症状がなかなか良くなることはありません。
運動器疾患の方々のゴールは、
その場しのぎの疼痛の一時的な緩和や消失ではなく、疼痛の原因をなくす・減らすことが
根本的な自分達医療人としての対応・考え方であると思います。
脳血管障害の後遺症の方々は、
現存している能力を様々な日常生活場面において、
最大限引き出し動作効率を上げることが出来れば生活の質の向上が感じられるのではないかと思います。
また、コミュニケーション・接遇面においては、
ただ単に相手の話を聞くのではなく患者さんの言いたいことを理解することだからだと思います。
患者さんやご家族など相手が何に困って何を求めているのかと共有する時間がないと、
クレームや不満につながっていくのだと実感していました。
これらの以前の病院勤務での所属長の経験を生かして、
これからもトラビリにお越しくださる一人一人のお客様が、
何を求めて何をしたいのかを突き詰めて考えていきたいと思います!
一人一人のお客様との出会いを大切にして感謝して日々営業しております。
病院や整骨院・治療院などで対応や治療が、流れ作業の様に感じてしまい、
効果を感じられない方や身体の不調の改善を治らないとあきらめている方は是非一度トラビリにお越しください!